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夏ポートレート①  〜 栗山奈々 (向日葵ポートレート)〜

  • 執筆者の写真: tenchijin | 天地人
    tenchijin | 天地人
  • 6 日前
  • 読了時間: 5分
新潟駅南口にて 栗山奈々さん 
新潟駅南口にて 栗山奈々さん 

今年の夏は色々な「夏ポートレート」に挑戦したいと思い、

その第一弾として人気モデルの「栗山奈々」さんにお願いしました。

新潟まできてもらいました!!!


今回の栗山奈々さんの撮影については2回に分けて紹介します。

本記事は「向日葵畑ポートレート」です。

興味があればお読みください。



はじめに


femtoの専属モデルとして大活躍した栗山奈々さんなんですが、たびたびお話はしたことがあるんですけど(沼天展でも青沼さんと一緒に)、実は一度も個撮をしたことがなくて今回フリーになられたこともあって、最も困難と思われる海撮というシチュエーションでお願いをしてみました。海での入水撮は山中夏歩さんのnote記事にもあるようにある程度の知識と装備、準備がないと難しいです。普通のポートレート撮影ではありません。モデルさんも安全には注意しなければならないけどある程度のガッツがないとこれまた難しいところがあります。

ですので私もお願いするにはこれらの条件や経験がなければ、と思って栗山さんにお願いした次第です。どっかの歌詞にもあったかと思いますけど、海撮はカワイイだけじゃダメなんです(笑)。

僕は入水撮も含めて撮影のシチュエーションを大切にしたいので常日頃からモデル選びは重要だと思っています。適するモデルさんがいなければ撮らないくらいの考え方で間違いはないと思います。

考えてみるとこれまで海の入水撮は山中さんをはじめ経験が豊かでガッツのあるモデルさんしか撮ってなかったです。


僕は川撮より海撮を好みます。理由はいくつかあるのだけど、川撮はトップライトになりやすくていい画が撮れないこともあるけど、やはり揺れる「波」のある海の方がダイナミックな生命力を感じて好きだというのが一番大きいかな。僕の求める写真像にも一致します。でも最大のリスクとして、その波を被るとカメラレンズは即なむなむですが・・・



向日葵畑のロケ


「 青空ポカリ 」
「 青空ポカリ 」

とりとめもなくいっぱい書いたけど、今回の記事は向日葵畑撮影についてでしたね。


向日葵畑ポートレートは何より「情報」が大事です。どこが最高に咲いているのか!です。

ほんとこれだけ。

僕はSNSはあくまでXをメインに情報を集めているんですけど、地域の情報はインスタを使うことが多いです。アカウントは広報用と情報集め用の2つのアカウントをそれぞれ持っています。情報は質が大事だと思っているので、何でもフォローするのではなく、そう何でも拡散するようなアカウントじゃなくて有益な情報を拡散するアカウントをフォローしておくといいです。


調べればいいことなんだけど「ふと目に入る」ということも大切です。


ということで、新潟市は実はあまりいい向日葵畑がないんですけど、ちょうど栗山さんが来県されるときに新潟市アグリパークの横の向日葵畑が満開だという情報をインスタで知りました。

海撮の前にちょっと行ってみるか、と思って軽い気持ちで行って見たのですが予想以上に良かったです。


「 向日葵畑とライカ少女 」
「 向日葵畑とライカ少女 」


向日葵ポートレート


さて向日葵ポートレートです。

向日葵で、どうポートレートを撮るか。表現するか。です。

ただ向日葵とモデルを一緒に撮るだけというのは記念写真ぽいですよね。まあそれはそれで好きという方は好みなのでそれはそれでお任せします。

(よく人それぞれでそれぞれにいいものが違うという価値観の違いを美徳みたいに語る人を写真の世界で見聞きしますけどそこを強烈に主張する人の写真はあまりいい写真というか入ってこない作品が多いというのも事実です)


向日葵ポートレートを撮る時(桜とか他の花もそう)には、ヒカリとか基本的な話を置いておいて、モデル主題が強い時は絞りを開ける、モデル以外がどちらかというと主題だというときは絞る!ということでしょうか。構図が大きいですね。


ただしその逆もあるところが写真の面白いところ。

自分の撮影イメージが大切です。

カメラやレンズもそれで選ぶ。


「 タイヨウのうた 」
「 タイヨウのうた 」

=解説=

「タイヨウのうた」

Fujifilm GFX100Sⅱ + GFX80mm/1.7

 向日葵の特徴は花が東を向いていることである。すなわち午前に撮る向日葵の花と午後に撮る向日葵の花は違う表現をするのである。以前は午後が好きだったのだが、最近は夏らしい鮮やかな色が表現される午前もいいと思っている。

 この写真は逆光で撮った。ヒカリのエッジが強調される逆光である。もちろんモデルが向日葵の色に色かぶりするがそれを指摘するのは無粋というものであろう。

 風に揺れる多数の向日葵と夏のタイヨウの熱さを感じているモデルがまるで歌を歌っているかのように思える瞬間を、ドラマチックに捉えることができた。





もうひとつ。

写真を作品とするために「題」を付けてみたらどうでしょうか?

歌の題や歌詞から選ぶというのもいいと思います。


自分の写真を評価できるようになると思いますよ。


モデルとの共有化も大事です。


「 君と見た夏 」
「 君と見た夏 」

さて次回は海撮についてです。

栗山さんに感謝をしつつ。


今回の機材は

1枚目 Nikon Zfc

2−4枚目 Fujifilm GFX100SⅡ

5枚目 Nikon Z9

で撮りました。


 
 
 

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